年賀状

今年は特に喪中のため年賀を控えさせていただくという葉書が多い。そんなお年頃になってしまった。昨日も郵便ポストに喪中の葉書が来ていたのだが、見ると大学時代の友人のお母様だった。夏ごろに集まったときに、具合が悪くほぼ寝たきりというのを聞いていたので、時折気になっていたのだが、その前に私の父も亡くなったこともあり、気になったままだったのだが、ついに私の父同様に来年の桜の花を見ることなく亡くなってしまった。

大学時代によくその友人の家に遊びに行った。大きなおうちで、お母様はとてもやり手の方だったが、世話好きで明るくておしゃれで、遊び上手だった。

本当に遊びにいくとお世話になったものだった。喪中の葉書を頂いて、社会人になってからはほとんどお会いしていなかったが、大学時代のあの頃が鮮明に目に浮かんできて、涙があふれた。享年76歳。まだまだたくさんやりたいことがあっただろうお母様だと思う。

あの頃のお礼をもう一度言いたかったです。

ありがとうございました。