V字回復

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再び仙台MGの振り返りなんですが、今回のMGは初心者が大変多かったです。だいたい卓に1~2人のベテランしかいません。

そうなるとMGはどうなるか?というと、とにかく初心者は売りたい!という一心で入札に挑んできます。ですので、入札価格がとにかく低く、低くなってしまうんですね。

MGの市場は5箇所あります。福岡市場、札幌市場、他に仙台、名古屋、東京とあるのですが、それぞれ入札価格の最高値というのが違います。札幌は40円のカードを提示できるところを、東京は20円までしか出せないとか、そういう感じです。同じ生産した製品を40円で売るのか?20円で売るのか?というところなんですが、初心者は40円の市場でカードを24円!とか出してくる訳です。切羽詰まると20円カードを出したりもします。

対してMGに慣れた人だと、かかったコストも頭に入れながら、生産した製品をいくら以上で売れれば儲けが出るな、、、と考えるんですね。そこで競合したとしても、相手がもっていないものは何か?など考えながら、安売りするだけが戦略ではありません。もちろん価格勝負もありますが、40円の市場で20円のカードはほぼ出さない。

ただ、本当に強い人はいくら初心者が多かろうが、そうやって他の戦略を考えていきますので、勝てるのですが私の場合、まだまだ引きづられてしまうことが多いのです。そういう時に限って売れるタイミングにリスクカードが来たりもしますので、またさらに沈んでいきます。

今回もそんなわけで4期まで沈んでいってしまったのですが、4期からちょっと考え方をかえてやってみることにしたのと、どんなに苦しい状況でも次の期への次繰を歯を食いしばってやる、ということ。

ただ、これは実業にもっとも当てはまるところで、現実社会もいつも順調にいけるとは限らないと思うのですね。そこで心折れずに次の期への次繰をどれだけ出来るか?と言うことだと思うのです。

今回は私は4期まで沈みましたが、1期たりとも次繰を怠ったことはありませんでした。

この部分がわかってくると、MGはまた違うステージが見えてきます。