はまじ入院7日め

 

はまちゃんが入院して、はじめて面会に行く時に小雨まじりだった。病院に向う途中で、今日もじっと酸素室で我慢しているはまじを想像する。今日も1日長かっただろうなあ。猫に1日の長さの概念があるかどうかはわからないが。

面会すると、今日は昨日よりも元気がないように見えた。残念ながらいつもの先生が非番で、若い獣医師だったが、あまりにも言葉が軽くて辟易した。

具合が進展しないので、もうここまでくると延命治療に近いですよね?と質問すると

「そ~~ですね~~。延命治療になりますね~~」

といつもの先生はけしていわなかったが、いとも簡単に同調した。

「胸に膿がたまる病気は、なかなか治癒するのが難しいんですよね~~。1日3回膿を抜いてるんですけどね」

なんと1日3回も膿を抜いている!それははまじも体力や食欲もなくなるだろう。正直そんなに抜いていると思わなかったのだが。

「う~~ん。入院してるとね~どうしても治療をする目的になるので、回数は増えますよね」

私はそこで、もうはまじは退院させることに決めた。