アルコール依存症

元TOKIOの山口くんが、またアルコール関連でやらかしたようで、ワイドショーを連日にぎわしています。ただ、もう一般人になってしまいましたから、いつまでも追いかけ続けるのも、どうなのか??という気もしてしまいます。

ただ、アルコール依存の恐ろしさは、身をもってまた示してくれたのではないか?とも思います。ある意味、彼の今の役割なのかもしれません。とは言え、やったことは間違いなく良くないことです。ケガ人や巻き込まれて亡くなった人がいなかったのが唯一の救いでしょう。

アルコール依存は名前は知られていますが、詳しいことはたぶんあまり知られてないのではないかと思います。事実私も本当のところはよくわかりません。ただアルコールがやめられないという漠然とした感じです。

でも、元アルコール依存の人も語っていましたが、これは「病気」なんだと。頭では飲んではいけない、やってはいけないとはわかっていてもやめることができない。自分の人生がすべてなくなってしまうとわかっていても、またこうやって飲んでしまうというのは、山口くんだからという訳ではなく、そこに陥ってしまった人はすべて同じなのだと思います。

じゃあ、そもそも依存するまで飲むほうが悪い、ということになりますが、それはもっともであり、ただ心の弱さは人それぞれで、そこに何か隙があり、のめりこんでしまうというのもまた人間の一面なんだと思います。

癌やそのほかのいわゆる病気は、闘う、克服する、というのは周りの人は全力でサポートしていきますが、アルコール依存や、そのほか精神的な病気については、周りのサポートや理解を得るというのは、私たちが想像している以上に難しいことなのではないかと思います。

誰かが言ってましたが、日本は販売機で簡単にお酒を購入できるし、スーパーでもコンビニでも何時でも買うことができる。

アルコール依存症の人には、治療中にはお酒が買いにくくするとか、社会全体で支援していくシステムを作らないと、薬物依存以上に克服するのは難しいとさえ思います。

とても根深い問題が私はここにはあると思います。