いろいろな意見がある中ですが

asako07今年もまた24時間テレビ(日本テレビ)が週末放映されてましたが、この番組があるたびに、いろいろな批判意見が出ますよね。多くは、たくさんの芸能人が出演する中で、けしてボランティアでなく、高いギャランティをもらい、何がチャリティだ!!という意見。

そして、障害ということをあまりにも「感動」させることばかりに注力し、お涙頂戴させ上から目線じゃないの??という番組根底のテーマへの疑問。

私も正直、泣かせるようなドラマは基本的にあまり見ないようにしているし、24時間テレビはあまりちゃんと見たことはなかったんですが、今年は泣いてしまいましたね。全部みたわけではないですが。

だってなんらかのパフォーマンスでも小さい子供たちが、もちろんテレビ側にやってくれ、って言われてやり始めたこととはいえ、それは一生懸命に取り組んでいるわけですよ。その結果、達成感でみんな感動していたりする訳です。それって「やらせ」では出来ないですよね。やらせたかもしれないけど、当の本人たちは真剣なんです。だからそれはどうしても、こちら側に伝わります。

番組の感動の押し売りかも知れないけど、真剣にやっている子供たちもいる。

だから、なんか、批判があるのはわかるけど、そこは静かに見守る、もしくはイヤなら見ないで終わらせられないもんだろうか。

これ見よがしに、正論を言うだけが大人じゃないと思うのですが。

24時間TV

asako09日本テレビの24時間テレビもかなり昔からやってますが、最近取りざたされるのが、出演者の芸能人がギャラをもらっているという噂。噂というか事実のようですが、確かに募金を呼びかけている芸能人が片やギャラをもらっているというのでは、少々興ざめですね。

ただ、番組内でやるドキュメンタリーや障害者の方の現実などは見るのはつらいですが、すごくいい内容だと思うので、こういうイヤな噂が出ないよう日本テレビには今一度再考してほしいですね。

特に昨日感動したのは、奥様に先立たれたダンナさまが、勉強したかったという奥様の意志を継ぎ80歳で定時制高校を卒業した話。それと福島でいまだ消息不明のお嬢様も探しておられるお父さんの話。涙がとまりませんでした。