先週の土曜日に退院して約1週間がたちました。
退院した当初、とらみははまじを避けるようになってしまいました。とらみのテリトリーである寝室のベッドにはまじが寝るようになったということもあるのでしょうが、ベッドにもまったく寄り付かなくなり、家の中で気配を消した感じでした。
確かにはまじの退院した当初のオーラというか雰囲気は、ある意味「凄み」があるというか、やはり瀬戸際まで追い詰められて、そこから這い上がってきたものの「強さ」というのか、大人しく寝ているのですが、私達から見ても以前のはまじでない気がしました。
考えてみれば、わけもわからず痛い思いをさせられ、狭いところに閉じ込められて、自由も失った10日位。本来の天真爛漫さをそのままで、というのは無理な話です。
でもはまじは、ひたすらに静かに体を休め、エネルギーを補給し、少しづつ明るさを取り戻してきました。
すると、不思議なことにとらみが以前のように、寝室のベッドに戻ってきました。はまじが寝室のベッドに寝ていてもです。
そして昨日はこうやって仲良く一緒にごはんを食べるようにまでになりました。
動物の第六感とでも言うのでしょうか。すごいな、って思いました。
とらみは、はまじに体を休ませたいために、そっと気配を消したのかもしれません。
飼い主の勝手な思い込みであることは承知ですが、でもやっぱり説明のつかないことってあります。家族だからこそわかるのかも知れませんね。