時計が止まった

tokei_131213

LONGINESの腕時計。
親父が亡くなる寸前までしていた。
形見分けで私がもらって普段使いにしていた。
その時計がちょうど親父が昨年入院したのと同じ12月6日に止まった。

それまで、なんとなく親父の気配を感じる事があった。
この時計が止まった事でそれが薄らいだか消えたような気がした。
ずっと見ることがなかったお袋が、つい最近、親父の夢を見たらしい。
荷物を取りに事務所を出て行った夢だったとか。
それっきり夢の中でも戻ってこなかったらしい。

会社やお袋の行く末を案じていたのかな。
でも、どうやらここ最近の様子を見て安心したのだろう。
ようやく天国に旅立ったようだ。

1 thought on “時計が止まった

  1. この夢の話を聞いた時に、今までで一番切ないと思った。
    たぶん、お母さんも一番切なかったんじゃないだろうか。
    秀隆の言うとおり、たぶんお父さんは心配で成仏していなかったと
    思う。
    でも、もう大丈夫だと思ったんだろうね。神様から許されたこの世に残れる時間というのも
    あるのかもしれない。
    忘れ物を事務所に取りに来て、そのまま天国に今度は本当に行ったのだと思う。

    それで時計も持っていったんじゃないかな?

    私がそんな夢を見たら、たぶん号泣だな。
    本当にお別れしたっていう気分になると思うもん。
    悲しいなあ。

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