断捨離もどき

 断捨離というのがありますが、私もいつか必要のないものの整理をしたいとおもってました。思い入れのあるものを、わざわざ無理に捨てなくてもいいんじゃない?という意見もあるようですが、すべてを捨ててスーツケース1つになるような今でいうミニマリストに別になりたい訳ではありません。

ストレスなく家で暮らしたい、というのが一番の理由。

で、今回手始めにやったのが、キッチン内。引越しの時に食器棚を置くスペースがどうもなさそうなので、以前のものは義母に使ってもらうことにし、今住んでいる家のキッチン内にあう食器棚を購入しました。でもやはり以前の食器棚よりも小さいので入りきらない。そこである程度は処分しましたが、捨てきれないものは吊戸棚へ。

でも吊戸棚って高い位置にあるので、そこにしまうとほぼ出さなくなってしまい結局そのまま。もっていたことすら忘れられた存在でした。

でも食器棚は依然として、ひしめきあってるし奥のものをわざわざ出すことも次第に億劫に。ただ、そういう生活がだんだんストレスになっていく。使わないものに占拠されて、身動きできずに、自分の使いたいものも使わずに過ぎる日々。

そこで、思い切って吊戸棚のものはほぼ処分し、食器棚も余裕をもって置けるくらいまで減らしました。

そうすることにより、出し入れのストレスや、今まで手入れしようと思ったところも綺麗にしようと思うようになり、気持ちがすっきりとしました。

これって、でも物の話ですが気持ちの問題とも少しつながっているのかな、と思ったりしました。既成概念を捨てきれずに、身動きできずにいるってこと。

少しだけ視点を変えたら、見えないところが見えてきた。

という感覚かもしれません。

もう少し、真剣に物と向き合おうっていう気になりました。