MGという経営ゲームをやっていると、リスクカードというのを引く機会があって、それによって経営計画通りに進まない、ということがある。リスクカードはラッキカードと一緒に重ねてあり、リスクと思ったカードが思わぬラッキーという場合もある。リスクを引くのは確率の問題であって、よく言うのは
リスクカードはみな等しく引く
ただ、実際やってみると、なんだか自分だけ引いて、他の人は引いていないように思う時がある。そのときは実際他の人よりも確かにリスクカードを引いている回数が多い。でも、その次のゲームでも同じようにリスクを引くか?というと、引くときもあるし、引かない時もある。また別の日にMGをやった時に、まったくリスクを引かずに、ラッキーのみの場合もあるのだ。
では実生活ではどうなんだろう?
やっぱり自分が一番リスクを引いていると思う時のほうが、残念ながら、情けないながら多いような気がする。でもどうだろう?それは自分のことはよくわかるからであって、他の人がリスクと思っていることでも、外からは案外気がつかないものだし、なるべくそれは言いたくないものだ。
私はぜ~んぜん、平気ですから!
という顔をしながら、みんな一生懸命に水面下では足をバタつかせているのかもしれない。
落ち着け、そして冷静に判断しろ
ゲームも実生活も同じなのかもしれない。