出先で嫁さんとメッセージ連絡を取り合っている時に、西城秀樹さんが亡くなられたと知らされてびっくりしました。お若かったはずと調べてみたら63歳でした。自分が中学生の時、ヤングマンが流行ったんだよなぁ。まさかあの健康的で躍動的な秀樹がこんな若さで逝ってしまうとは。御冥福をお祈りいたします。

私は伊丹十三の映画が好きですが、中でもこのマルサの女が一番好き。

主人公の板倉亮子の正義感あふれ、母性もあり、度胸があってという人物像も大好きですが、摘発される会社の社長権藤も実に人間味があっていい。

無論、権藤の金の亡者ぶりには辟易しますが、自分の息子に対する考え方や要所、要所に出てくる権藤の理念は共感するものが多い。

特にラストのシーンは好き。心やさしく暮らしたいだけなんだ、という言葉は胸に迫ります。

本当に伊丹十三の死は残念で仕方ありません。

先日、アルバムを引っ張り出したときに珍しいものが出てきた。
「ルパン三世カリオストロの城」の公開当時のパンフレットだ。
昭和52年封切りの映画。
あの宮崎駿の一番最初の映画。
12歳だった自分は池袋の今は無くなってしまった日勝地下で一人で観た。
人生初、映画館でスタンディングオベーションを経験。
自分もめっちゃ感動した映画。
なのに・・・当時は興行的には失敗だったとか。
今は再評価されたけど、不人気だったと聞いて驚いた。
自分にとってはお宝です。