私は伊丹十三の映画が好きですが、中でもこのマルサの女が一番好き。
主人公の板倉亮子の正義感あふれ、母性もあり、度胸があってという人物像も大好きですが、摘発される会社の社長権藤も実に人間味があっていい。
無論、権藤の金の亡者ぶりには辟易しますが、自分の息子に対する考え方や要所、要所に出てくる権藤の理念は共感するものが多い。
特にラストのシーンは好き。心やさしく暮らしたいだけなんだ、という言葉は胸に迫ります。
本当に伊丹十三の死は残念で仕方ありません。
以前レイトショーで映画館で夜の9時くらいから始まる映画にたまに観にいっていたのですが、最近忙しかったり、疲れていたりで足が遠のいてしまっています。レンタルもなかなか観る時間がなくて借りていなかったのですが、久しぶりに借りてみたのが
豊川悦司の「娚の一生」(西炯子のベストセラーコミックを実写映画化)
堤真一の「神様はバリにいる」(ハウツー本「出稼げば大富豪」をベースの映画)
娚の一生は駄作でした。榮倉奈々のプロモーションビデオか??という感じ。
神様はバリにいるは、面白かったし、感動も出来ますが、大半は堤真一の技力で相当引き上げられていると思いました。堤真一はやっぱりすごい。
で、年齢を重ねるごとに、なかなか映画やドラマに感動することが難しくなってきますが(笑)じゃあ、本当に今まで生きてきた中でランキングをつけるとしたら上位5位にはどの映画が入るのか?と真剣に考えたところ
1 時計じかけのオレンジ
2 ブラックスワン
3 千と千尋の神隠し
4 スクールオブロック
5 ホテルニューハンプシャー
という結果となりました。ここで驚くべきことは、2位のブラックスワンは2011年の映画で、今年初めて観たので、この歳になっても新たに感動を覚えるのだなあということ。
そしてそんな作品に出会えて嬉しいです。
しかしカテゴリー的にバラバラだなあと、我ながら思うのですが、基本的に
「自分は本当に変わることが出来るのか?」
というテーマものが好きだということがわかりました(笑)観た方にはきっとわかっていただけると思うのですが、、、、。
いや~これは新たな発見です。
みなさんの上位5位までの映画ってお聞きしたいなあ。その人の個性がわかってきっと面白いと思います。
Facebookのタイムラインでも絶賛されている「永遠の0」を観てきました。
2駅先の東武練馬にシネコンがあり、レイトショーだと1200円なのでちょくちょく利用しています。
今回も上映10分前まで私1人の貸し切り状態。
結局10名くらいになりましたが、ゆったり鑑賞出来て良かったです。
で、肝心の映画の感想。
主演の岡田君、最高に良かったです。
脇役も若手からベテランまでなかなかの演技でした。
でも、三浦春馬が頂けなかった。
あとラストシーンへの導入部分。
あれでどっちらけてしまった。
とても良い映画なのにラストシーンへの導入部分が私には違和感があった。
なんであんな演出にしたんだろう。
ラストシーンは良かっただけにとても残念でした。
CSで最近見た「スマグラー」という妻夫木聡の主演の映画はとにかく大失敗で、げんなりしていたというのに、レンタルで借りた「悪の教典」でさらに大失敗を重ね、間違いないという「のぼうの城」は本当に間違いなく面白かった。
が、何か物足りない。
私が今観たいのは、おすぎが大絶賛していた3本で、いずれも韓国映画だ。けっして、韓流好きではないのだが、どうしても韓国映画には惹かれるものが多い。加えておすぎが大絶賛していたのならなおさら。観たい映画は以下の3本。
(リンクは音がでるかもしれないので、気をつけて^^)
どれも暑苦しい(笑)そして殺伐とした映画。女性がこういうのが観たいっていうのは、ちょいとどうかな?とは思うのだが、、、、きっと誰も一緒に行ってくれないと思うので、1人で行ってきます!
でも、きっとこれは一緒に行ってくれるに違いない。
とすれば、これも観たいなあ~
殺伐とした映画ばかりなので、たまには、こんなほんわかものも?
というとりとめのない話でした^^