素直に懐かしかった

昨日フジテレビの開局55周年の特別番組で、W浅野の主演ドラマ「抱きしめたい!」が25年ぶりに1回のみで復活。特別番組としては14年ぶり。14年前のことはまったく覚えてませんが、25年前というと、ちょうど20歳の大学2年生の頃。遊びとアルバイトに明け暮れていた当時、ただただ世間知らずでしたが、ちょうどバブルの頃。今と違って、ドラマの中の設定さえも贅沢で華美な世界が夢のように広がる頃でした。

そんな頃の代名詞でもあった「抱きしめたい」は、世間知らずの私たち女子世代には、まさに憧れの設定だったと思います。ともすれば現実になるんじゃないか?と思わせてくれるような、自分をその中に置き換えてドラマに引きこまれた女子たちも多いはず。

しかしバブルがはじけて、そんなトレンディと言われたドラマのような設定は、非現実的、ありえないとアホか?ということになり姿を消したのでした。確かに20代半ばの独身女性が、都内の一等地で40~50万の家賃に住むような設定は、憧れどころではなくて反感を買うに違いありません。

そして、今25年ぶりにおそらく今の世代の人たちにとっては、恐ろしくつまらないドラマだったと思いますが、私は素直に懐かしかったなあ。そんな同世代女子はきっと多かったと思います。